神棚・神具の製造・販売・卸しを行う「神棚の里 https://kamidananosato.jp/」の運営会社である、有限会社 静岡木工 https://shizuokamokko.com/ (本社:静岡県榛原郡吉田町、代表取締役:杉本 かづ行)は、2021年7月22日(木)~2021年8月16日(月)の期間、遠江国一宮 小國神社(静岡県周智郡森町)にて「夏と檜皮と小國神社展」を開催いたします。
本展示のテーマは、神社の屋根工法「檜皮葺(ひわだぶき)」。2020年より4年の歳月をかけて実施されている小國神社“令和のお屋根替え”の工法でもある檜皮葺・檜皮採取が、2020年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されました。
本展示は、この登録を祝うと共に、伝統工法が有する文化的価値を通して、永きにわたって紡がれてきた神社文化を再考する機会とし、日本の神さまと暮らす文化に触れる一助になればと願っております。
展示に加え、暮らしの神棚・神具を扱う、神棚の里物販エリアが併設されます。家庭のまつりを担う神棚や、全国各地から集められた神具の逸品、暮らしを丁寧にする様々な品を多数ご用意し、日本の神事を広くお伝えします。
現在、遠江国一宮 小國神社は「令和のお屋根替え」を通じて、約50年ぶりに御神殿以下社殿群のお屋根が新たに生まれ変わる歴史的瞬間を迎えようとしています。
境内に自生する檜から皮を採取し、包丁1つで丁寧に整え、職人が一斉に屋根を葺く様は、まさに日本の伝統建築工そのものです。また、2021年11月10日(水)に本殿遷座祭、翌11日(木)には本殿遷座奉幣祭が執り行われ、御祭神が鎮座する御本殿のお屋根替えが区切りを迎えます。
日本独自の歴史を歩んできた神社建築の屋根工法は、手仕事としての高い技術と、永きにわたる維持・継続を前提とした持続可能な体系で構成されており、檜皮葺に代表されるその技術文化はユネスコの無形文化遺産登録となり世界からの注目も集めています。
一方で、その背景にある技術や循環型の体系はすべて、国や地域の安寧を願う人の心と、その拠り所である神社を次の世代へ紡いでいく意思と営みが根底にあります。
神社の屋根を通して、日本の神さまと暮らす文化について再考する機会とし、現代へ続く、各家庭のおまつりに触れる一助にしたいと考えます。
■開催概要
名称 :神棚の里×遠江国一宮 小國神社「夏と檜皮と小國神社展」
期間 :2021年7月22日(木)~2021年8月16日(月)
時間 :AM 10:00~PM 16:00
入場料:無料
会場 :遠江国一宮 小國神社(静岡県周智郡森町一宮3956-1)
主催 :遠江国一宮 小國神社( http://www.okunijinja.or.jp/ )
有限会社 静岡木工( https://shizuokamokko.com/ )
■令和のお屋根替え、檜皮葺・檜皮採取 特別展示
小國神社「令和のお屋根替え」/お屋根替え事業概要/
檜皮葺・檜皮採取ユネスコ無形文化遺産登録/檜皮葺の技術体系/
檜皮葺映像コンテンツ/特別展示品 檜皮葺お宮/檜皮葺神棚 等
小國神社「令和のお屋根替え」特設サイト
http://www.okunijinja.or.jp/oyanegae/
小國神社「令和のお屋根替え」YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=8oePCboE5fk
■小國神社御本殿 檜皮葺見学会 ※当日先着順
■小國神社 夏のスタンプラリー
■令和のお屋根替え特製しおり
■神棚の里 商品・展示品
今の暮らしに馴染む神棚をテーマに、さまざまな新商品が生まれています。
グッドデザイン賞受賞の「かみさまの線」や「かみさまのたな」、暮らしの願いに寄り添う「かみさまと紙垂」、綺麗に簡単に盛り塩が作れる「清めの盛塩」から、一社宮・三社宮の伝統的神棚、モダン神棚、御朱印帳、願いだるま、注連縄や純国産榊など多数取り揃えて、皆様のご来館をお待ちしております。