宮殿師 ウナテ工房 伝統を受け継ぐ新たな一歩 御宮殿づくりの造形技術を、生活者の日常に。

毎日の生活の中で、日本の伝統と木のぬくもりを感じられる製品を製作

ウナテ工房のプレスリリース

寺院の御本尊を安置する御宮殿や、御須弥壇などを手がける宮殿師のウナテ工房(京都府京都市)は、古くから伝承されてきた宮殿師の技を、未来へと受け継ぐ新しいかたちとして、生活者の日常を上質に彩る手仕事の製品を展開します。木と向き合い、小さな部品ひとつひとつに命を吹き込み形を作り上げていく宮殿師だからこそ生み出せる逸品を目指し、テーブルや椅子をはじめ、ひな人形、ティッシュケース、カトラリーにいたるまで、毎日の生活の中で、日本の伝統と木のぬくもりを感じられる製品を製作しました。

ウテナ工房ならではのこだわりと思いのこもった製品を、多くの方に知っていただき、手に取っていただけるよう、コーポレートサイト(https://kuuden-shi.jp/)とオンラインショップ(https://online.kuuden-shi.jp/)を開設し、商品や開発ストーリーなどを公開していきます。

【商品開発の背景】
ウナテ工房は、初代の宇奈手正博が、とある本の中で一体の仏像彫刻に出会ったことから始まりました。
木であるはずの仏像から感じられる圧倒的な生命感、造形、宮殿の美しさに魅せられました。
そこには、数百年前から受け継がれた伝統の技がありました。
現在、宮殿師として数々の仏閣に奉納をさせていただいておりますが、私たちの生活は、お寺が生活の中心であった時代から大きく変化し、お寺に赴き、心穏やかに過ごすことのできる時間を持つことは非日常になってしまいました。
宮殿師として、多くの方々にお寺に訪れていただきたいと思う一方で、古くから受け継がれた宮殿師の伝統技法を活かし、日常使いできるアイテムを開発することが出来れば、現代を生きる私たちの生活を豊かに彩ることができるだけでなく、この伝統技術を未来へと継承できるのではと考えました。
ひとつひとつ丁寧に向き合って作り出される品々は、ぬくもりを感じられ、忙しい日常の中でも、ほっとひと息つけるきっかけになるのではと思います。
御宮殿等の製作とともに、日常を彩るさまざまなアイテムを展開していくことで、伝統と思いを、未来へと継承していきたいと思います。

【製作実績のご紹介】
ウナテ工房では、各宗派の、宮殿(くうでん)、須弥壇(しゅみだん)、をはじめ、神輿などの神仏具を、ひとつひとつ手仕事で製造しています。


【新商品のご紹介】

●家具
〈長椅子〉

感性のままに作り上げた唯一無二のベンチ。木製でありながらも複雑な形は、美しく優雅でありながらも、機能的な佇まいが特徴です。

<テーブル>

<スツール>

<アート>

<カトラリー>

<節句・季節飾り>

<ティッシュケース>

【ウナテ工房について】 ―――――――――――――――――――――――――――――――

名称:ウナテ工房
初代:宇奈手 正博
二代目:宇奈手 正志
所在地:京都府京都市伏見区久我西出町10-1
事業内容:各宗、宮殿、須弥壇、神輿などの神仏具製造
創業:平成4年2月

webサイト:https://kuuden-shi.jp/
オンラインショップ:https://online.kuuden-shi.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/unate_koubou/

【伝統技術を新しい時代へ。】
ウナテ工房は平成4年に、すべてに感謝をモットーに開業して以来、京仏具の御宮殿、御須弥壇を造り続けてきました。驚かれるとは思いますが私達は図面では無く、『杖』と『型』で御宮殿を製造しています。杖は、2cm角で長さ2mほどの棒です。この棒一つで御宮殿の間口、奥行き、高さ細部の振分けなどが書き込まれています。型は、屋根などの曲線や重なり合う所の角度などが書き込まれています。この2つを使い御宮殿を製造しています。

完成品からは見る事が出来ない木地ですが、御本尊を安置する大切な所なので、見えない部分まで精密な仕事で手を抜く事はありません。脈々と受け継がれてきた伝統を守り、継承して行く事が私達の使命だと思っています。

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監修:全国寺社観光協会

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