9/27(水)オンラインシンポジウム開催「神社仏閣の今後の寄付文化のあり方」

READYFOR株式会社のプレスリリース

日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社は、2023年9月27日(水)にオンラインシンポジウム「神社仏閣の今後の寄付文化のあり方」を開催いたします。

・参加申込はこちら:https://cfevent.readyfor.jp/culture/230927

▪シンポジウム概要

神社仏閣において、「コロナ禍での人流変化による、観料などの収入の減少」「檀家や氏子の高齢化・若い世代に引き継がれていない問題」「少子化問題」などにより、収入は先細ることが予想されます。一方、経年劣化によって、建造物や美術品などの文化財維持費や修繕費はかさんでいきます。

しかし、今を生きる人々にとって、継承すべき伝統を守り抜くことは、極めて重要です。

本シンポジウムでは、「寄付文化」という切り口で、有識者が今後の神社仏閣のあり方について議論を交わしていきます。

▪こんな方におすすめ

・クラウドファンディングに興味のある方
・クラウドファンディングの実行を考えている方
・神社仏閣や宝物殿、博物館など文化財を所持している方
・文化財の保存・振興に関心のある方

▪開催概要

開催日
2023年9月27日(水)13:00-16:20 ※見逃し配信あり

スケジュール
テーマ1 / 13:00-14:00 基調講演:宗教法人の税務について〜寄付編〜
テーマ2 / 14:10-15:10 文化庁と語る|文化財を守る、寄付を促進する制度設計
テーマ3 / 15:20-16:20 挑戦者が語る|賀羅加波神社・大安寺のクラウドファンディング活用

参加費用
無料

視聴方法
本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールとしてはYouTubeを利用します。オンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみ、YouTubeの配信URLをメールにてご案内します。

当日9月27日(水)までにご案内メールが届かない方はお手数ですが (fundraising-is@readyfor.jp) までご連絡ください。

▪シンポジウム詳細

テーマ1 基調講演:宗教法人の税務について〜寄付編〜
宗教法人は課税関係において他の法人と異なる部分があります。この講演では、基本的な宗教法人の税務についての基礎知識を税務のプロである大野先生を招き、お話いただきます。
昨今、神社仏閣が主体となりクラウドファンディングを行い、修繕などの費用に充てることが増えてきています。クラウドファンディングを行うにあたって関連してくるであろう課税関係において、注意すべき点を、深掘りしていきます。

■登壇者
大野 公義(税理士)
1973年生まれ。96年、明治大学政治経済学部卒業。98年より近藤税務会計事務所に入所し、2000年に税理士登録される。その後2006年、大野公義税理士事務所を設立し、現在に至る。税理士として、会社、個人の税金全般について従事しており、特に宗教法人(主に神社)のクライアントが多く、宗教法人の税務会計についての研修の講師も務める。税理士業の傍ら、実家の北海道の神社で権禰宜を務める。

国兼 敏之(READYFOR 文化部門担当)
医療機器の輸入商社に入社をし、販売戦略を扱うマーケティング業務に従事。その後、総合人材サービスの会社にて、転職支援・採用支援に携わる。その後、READYFOR株式会社に入社。現在は文化部門のソリューションセールスの担当として、神社仏閣や美術館博物館など、文化・アートに関わる顧客課題の解決を推進。

テーマ2:文化庁と語る|文化財を守る、寄付を促進する制度設計
伝統のある文化財は修理などが必然的に付きまとい、それには膨大な費用がかかります。その上で、収入の減少が課題となっている場合、その費用を工面することが重要になってきています。今回は、文化庁文化資源活用課の春田鳩麿氏を招き、文化財保護に係る費用の現状や施策について講演いただき、また次世代につなぐために求められることについて、READYFORの廣安ゆきみと議論を交わしていきます。

■登壇者
春田 鳩麿(文化庁 文化資源活用課 課長補佐)
東京大学法学部卒業後、2010年文部科学省に入省。19年より文化観光推進法の制定を担当し、文化について理解を深める観光「文化観光」により、文化資源への経済循環を図る政策を推進。現職では、文化財の修理人材や原材料・用具を確保し適切な周期での文化財修理を図るための5か年計画である「文化財の匠プロジェクト」の改定をはじめ、多様な資金調達を促進する仕組みを含めた持続可能な文化財保存の在り方について、審議会における検討を担当。

廣安 ゆきみ(READYFOR株式会社 文化部門長)
1991年生まれ、広島出身。東京大学文学部(美学芸術学専修)を卒業したあと、出版社で歴史雑誌の編集者を経験し、2016年にREADYFORへ。入社以来一貫して、個々のプロジェクトを伴走サポートするキュレーター職。特に文化分野のファンドレイジングに関心があり、2018年、社内に部門を立ち上げる。現在は、美術館・博物館、舞台芸術、芸術祭、文化財など広く「文化・芸術分野」の施設・団体のクラウドファンディングサポートを行っている。

テーマ3:挑戦者が語る|賀羅加波神社・大安寺のクラウドファンディング活用

クラウドファンディングを行った、賀羅加波神社の岡佳奈氏と南都大安寺の河野裕韶副住職を迎え、活用のきっかけや準備、公開期間中や終了後に渡るまでの具体的なアクションや考え方をお伺いします。また、資金集めにとどまらないクラウドファンディング活用のメリットや副産物的な効果など、実際に挑戦したことのある人のみぞ知る景色について語っていただきます。

■登壇者
岡 佳奈(ラジオパーソナリティー / 賀羅加波神社)
ラジオパーソナリティー。広島在住。寺社巡りが好きで自称「勝手に神仏広報官」としてメディアやSNS でお詣りした様子を発信。
お詣りをきっかけに出会った広島県三原市「氏子がいない賀羅加波神社」のクラウドファンディングを2023年1月末まで行い、達成に導く。

河野 裕韶(南都大安寺 副住職)
1988年生まれ。大阪市内の一般家庭で生まれ育ち、関西大学経済学部を卒業後、株式会社南都銀行へ入行。3年半勤務後退職し、高野山櫻池院にて出家得度。
その後、高野山専修学院にて受戒、四度加行成満、伝法灌頂入壇を経て大安寺入山する。2017年より大安寺副住職を拝命。
一般家庭、一般社会経験者という異色の経歴を持ち、その独自の視点や感性を元に、従来の慣例にとらわれない活動を積極的に実践する。著書に『大安寺の365日』(西日本出版社)がある。

佐藤 妙(READYFOR株式会社 文化部門キュレーター)
1990年生まれ、三重出身。多摩美術大学(芸術学部)卒業。現代アートのギャラリーに勤務した後、有限会社カイカイキキにてアーティストのマネジメント業務に従事。2021年よりREADYFORに参画、クラウドファンディングを伴走サポートするキュレーター職として、文化・芸術部門に所属。これまでに、美術館・博物館、神社仏閣、伝統芸能、文化財、芸術大学、現代アートなど、幅広いプロジェクトを担当。

▪お申込みフォーム

下記URLのお申し込みフォームよりご入力をお願い致します。
https://cfevent.readyfor.jp/culture/230927

▪READYFOR株式会社とは

「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディング事業、寄付・補助金マッチング事業を運営しています。2011年3月のクラウドファンディングサービス開始から2万件以上のプロジェクトを掲載し、130万人以上から320億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2023年8月時点)。

・会社名:READYFOR株式会社
・代表者:米良はるか
・所在地:東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 7階
・設立:2014年7月
・資本金:1億円
・会社ページURL:https://corp.readyfor.jp/
・「クラウドファンディングサービス READYFOR」URL:https://readyfor.jp
・「READYFOR 継続寄付サービス」URL:https://readyfor.jp/fundraising/
・「レディーフォー 遺贈寄付サポートサービス」URL:https://izo.readyfor.jp/
・「基金・寄付・補助金 企画運営サービス」URL:https://fund.readyfor.jp/

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監修:全国寺社観光協会

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