処分できず困っている個人の入れ歯、郵送で供養依頼の遺族が増加
入れ歯専門のコンフォート入れ歯クリニック(本社:北海道札幌市、理事長・院長:池田 昭)は、10月8日の入れ歯の日を前に、役目を終えたり長年故人が使っていた入れ歯に感謝して供養する「入れ歯供養祭」を2023年10月6日(金)、北海道神宮頓宮にて開催いたします。
【魂が宿るのは入れ歯にも、感謝しお別れする供養祭】
10月8日(日)は「入れ歯の日」。札幌市にある入れ歯専門歯科医院、コンフォート入れ歯クリニックでは10月6日(金)北海道神宮頓宮にて「入れ歯供養祭」を執り行います。供養祭では、役目を終えたり亡くなった人が使っていた入れ歯を供物と一緒に祭壇に供え、神主が大幣(おおぬさ)を振って感謝の言葉を口にしながら供養します。日本では物にも魂が宿ると考えられ、感謝をして供養する文化がありますが、多くはゆかりのある神社や各団体が実施しており、一企業が単独で実施することは珍しいです。
【火葬できないの!?実は多い遺族のお困りごと】
きっかけは、知人から聞いた遺族の話でした。火葬の際、プラスチックの入れ歯は棺に入れられないと言われて持ち帰ることに。しかし故人の日常生活を支えた入れ歯は体の一部になっていて、ゴミとして捨てることができずに困っているとのことでした。同じように困っている人が多いのではと、2019年より北海道神宮で供養祭を執り行っており、今年で5回目を迎えます。
最近では当院患者以外からの依頼も増えました。中には供養のことを知って丁寧なお手紙を添えて道外から送ってきてくれる方もいらっしゃいます。棺に入れられない自治体も多く、葬儀の際に初めて知る遺族もいます。骨壺も骨でいっぱいで納骨することもできない時はひとまず持ち帰りますが、捨てるのは忍びなくて供養してくれるところを探していたという声も多くあります。
【入れ歯専門歯科医の使命、最後は寄付で災害支援】
今年は約50個を予定しており、供養後は金属を換金して寄付しています。入れ歯以外にも当院で治療の際に回収した差し歯も含め、10万円前後の寄付になる見込みです。
院長の声「通常入れ歯が出来るまでには4~5回通院して、1~2ケ月かかります。新規患者さんの多くは10年以上同じ入れ歯を使っていますし、中には20年以上も使い続けていた人もいます。長年お世話になり愛着が湧いた入れ歯を単にゴミとして処分するのは忍びないと感じます。もし入れ歯の処分で困っている方がいましたら遠慮なくご相談ください。」当院では2023年2月から災害に対して備える全国的な活動をスタートしたこともあり、寄付は同じ札幌市で活動する「北の国災害サポートチーム」へ行います。
【入れ歯供養祭概要】
日時:2023年10月6日(金)16:30~17:30
場所:北海道神宮頓宮 社務所にて受付
《コンフォート入れ歯クリニック 概要》
理事長・院長: 池田 昭
診療内容: 義歯製作と義歯に伴う治療全般
住所: 〒060-0062 北海道札幌市中央区南2西3-12-2 トミイビルNo.37 3F
電話番号: 011-211-1000
診療時間: 月~金、土は隔週 9:00-18:00(休診日:日曜・祝日)
供養受付: 011-211-1000(受付時間:月~土 9:00-18:00)
URL: https://comfortdc.com/