世界遺産「真言宗御室派総本山 仁和寺」との包括連携協定を締結

一般財団法人国際災害対策支援機構のプレスリリース

一般財団法人国際災害対策支援機構は、真言宗御室派総本山仁和寺と、令和6年1月28日に包括連携協定を締結しました。
この協定では、地域の文化向上と災害対策に関する社会福祉活動に向けて、それぞれの資源を有効に活用した協働による活動を推進していくこととしています。
なお、令和6年4月から、協定に基づく取り組みとして、仁和寺「食堂」jikidouでの「食の体験」イベントを社会福祉活動の一環として開催。併せて、仁和寺僧侶と行く「空海そらの旅」ヘリコプターによる四国ヘリ巡拝を実施いたします。

写真提供 LEAM Japan 「真言宗御室派総本山 仁和寺」

 

【連携の背景】
日本の長い歴史の中で、寺院は、数百年に1度の確立で発生する大規模自然災害に遭遇しながらも現在もその姿をとどめています。また、寺院は祭事・人々の交流の場・災害時の避難場所などの多様な役割を果たし、地域の人々にとって公共的役割を担ってきました。自然災害の歴史を伝え、かつ地域の防災拠点として機能しうる寺院をどのように維持し、また地域住民や行政機関などの多様な主体間で共有していくかが課題となっています。
近年では、寺院は文化財の「保護」と同時に、観光資源としての「公開」を両立することも求められています。こうした課題に対して一般財団法人国際災害対策支援機構は、自治体や研究機関、関連団体や企業等と連携し、寺院の活用と文化向上への取り組みを行っています。本連携では、伝統的コミュニティの中心に位置し、地域社会の精神的支柱となってきた仁和寺を地域の重要な共有資源として再認知いただく事を目的としています。

【仁和寺の体験型宿泊施設「松林庵」のプログラムと提携】
仁和寺の「食堂」jikidouは、2021年竣工され、文化体験型のプライベート空間として限定的に提供されています。訪れる人にとって 仁和寺における「食の体験」、仏教の文化世界がうかがわれる「おもてなしの場」とし、昼間は、窓から取りこむ自然光の中にくつろいで佇まい、夜はライティングによって舞台のような雰囲気が漂う非日常空間として人気の施設となっています。この度、本連携の下、緊急時には、食堂にある厨房の提供や料理人による炊き出し等の活用が可能となりました。

写真提供 LEAM Japan 「仁和寺 食堂-jikidou-」

 

【仁和寺「御室八十八ヶ所」の特長と本連携】
御室八十八ヶ所霊場は、文政10年(1827)当時は本四国(四国八十八ヶ所)への巡拝が困難であった為、時の仁和寺29世門跡済仁法親王の御本願により四国八十八ヶ所霊場のお砂を持ち帰り、仁和寺の裏山に埋め、その上にお堂を建てたのが御室八十八ヶ所霊場の始まりです。仁和寺の裏・成就山の約3kmにわたる山道に、お堂(札所)が点在し、それぞれのご本尊・弘法大師をお祀りしております。四国八十八ヶ所の写しである札所を約2時間の行程で全て巡ることができ、これを結願(けちがん)成就すれば四国八十八ヶ所霊場巡礼と同じご利益を得ることができます。時代は令和へと進み、本連携の下、ヘリコプターによる本四国(四国八十八ヶ所)を、仁和寺僧侶と供に、眼下に広がる「空海ゆかりの地」をヘリ巡拝が可能となりました。空海が生き続ける霊域へ空海の聖地を訪ねる。新しい旅の誕生です。

写真提供 仁和寺 「御室八十八ヶ所六十五番三角寺」

 

【仁和寺連携企画と寄付 】
一般財団法人国際災害対策支援機構が実施する仁和寺連携企画は、「参加する人が、気軽にできる社会貢献です」売り上げの一部は、仁和寺の修繕・維持費の寄付として納められます。社会貢献をきっかけに、文化財を身近に楽しむ機会の提供にもつながります。

写真提供 LEAM Japan 「 国宝 仁和寺 金堂」

 

【今後の展開について】
2024年に入り、本格的にインバウンド(訪日外国人観光客)が日本に戻ってきています。ターゲットとなるのは、人数に頼らずとも経済的な恩恵が得られる富裕層(高付加価値旅行者)です。地方には、全国的に知名度の高い観光資源がありながら、空港や新幹線の駅がなく、移動に長時間かかるため観光地までの「2次交通」の利便性向上が課題となっています。
本企画は、一般財団法人国際災害対策支援機構と自治体の包括連携協定を基に、自治体場外(ヘリ離発着場)を活用した「観光と防災」の取り組みの一環として、協定先自治体の「空の交通網」を活用しています。
自治体との「空の交通網」を活用し、今後も多くの人々が日本文化を学び、体感していただけるような観光防災文化向上事業を展開していきます。

「仁和寺」と「一般財団法人国際災害対策支援機構」について
仁和寺 ( 公式Webサイト https://ninnaji.jp/
仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山です。
境内には五重塔や二王門など江戸時代に建立された建造物が並びます。
同時期に植えられた御室桜は4月中旬に見頃を迎えますが、建物と同様、当時と同じ姿を現在に伝えています。平成6年には世界遺産に登録されました。

一般財団法人国際災害対策支援機構 (公式Webサイト https://www.unglobal.org/ )
災害対策立案から組織運営に係る知識の啓蒙や普及を行い、災害対策に関わる知恵の共有を図っています。

【 取材・お問合せ先】
一般財団法人国際災害対策支援機構
担当:福留 MAIL:info@unglobal.org
※お問合せはメディア名・ご担当者様名・連絡先・取材概要をご記入の上、メールにてお願いいたします。

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監修:全国寺社観光協会

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