5月8日(東京)・5月10日(京都) 伝統工芸支援プログラム & DENTOアワーズ 広報発表会開催
「DENTO 伝燈」の活動
日本には職人たちが長い年月をかけて育んできた、世界に誇る伝統工芸の文化があります。
しかしながら、近年の生活様式の変化によってその需要は大きく失われ、後継者不足もあって、今その存続が危機にさらされています。
私たちは、この日本の伝統工芸の文化を今一度活性化させ、未来に継承していくことを目的として、この度、株式会社DENTO(京都市右京区、代表取締役アブラハム・ルガシ)を設立し、特別な旅行体験を求める海外の富裕層インバウンド観光客向けにユニークな体験を提案する事業「DENTO伝燈」を展開することと致しました。
これにより、旅行者は伝統工芸職人たちに直接触れることができると共に、その商品を購入することによって職人たちを支える活動に参加することにもなります。
当社ウェブサイト:https://dento-japan.co.jp/ja/coming-soon-jp/
プロモーション動画
こうした社会貢献の要素を含むサポートツーリズムを通じて集まった旅行者からの志を原資に、特定非営利活動法人DENTOを通じて日本の伝統工芸の担い手を奨励・支援することを目的に、下記の支援プログラムを実施します。
【 伝統工芸支援プログラム 】
若手職人支援(弟子育成)プログラム
次世代の職人・作家を受け入れ伝統技術を継承していくことに意欲がある法人・個人・団体(任意団体含む)を対象とした支援プログラム。
支援金額:月額上限15万円×最長1年(12ヶ月) 最大180万円×1件
【 DENTOアワーズ 】
アワード①(商品・作品)
伝統工芸に関わる法人・個人・団体等による「次世代の工芸」に相応しい商品・作品を支援。
支援金額:一般工芸品部門(工芸種別の制限無し)30万円×1件
京都の伝統的工芸品部門(京都市指定の伝統産業74品目に限る)30万円×1件
アワード②(新商品アイデア)
伝統工芸に関わる法人・個人・団体(任意団体含む) により新商品の開発アイデアを支援。
支援金額:30万円 ×1件 ※新商品開発に対する追加支援も検討します。
上記若手職人支援プログラムとDENTOアワーズの応募時期は、2024年5月8日(水)〜6月30日(日)締切となります。
※ご応募方法は5月8日(水)に、下記サイトにて公開します。
※受賞者は7月下旬に、下記サイトにて公開予定です。
応募要領はこちら
【 特別支援プログラム 能登半島地震被災伝統工芸団体に対する支援 】
令和6年能登半島地震で被災された、伝統工芸品産地組合、団体等を支援する予定です。
支援予定金額:総額200万円程度
伝統工芸支援プログラム & DENTOアワーズ 広報発表会の開催
5月8日(東京)、5月10日(京都)、伝統工芸支援プログラム & DENTOアワーズ 広報発表会を開催いたします。
当日は「DENTO 伝燈」理事の齋藤峰明(元エルメスパリ本社副社長・シーナリーインターナショナル代表)より、事業設立の目的や概要のご説明とともに、各支援プログラムのご案内を予定しています(発表会終了後に交流会がございます)。
【 広報発表会 リアル/オンライン 概要&参加方法 】
■日程
5月8日(水) (東京)、5月10日(金) (京都)
16:00〜17:30 広報発表会
17:30〜18:00 交流会(軽食あり)
■会場
東京会場:シティラボ東京(〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目1-1 東京スクエアガーデン6階)
京都会場:興聖寺(〒602-0082 京都府京都市上京区堀川通寺之内上ル二丁目上天神町647)
■配信URL
リアル会場に加えて、オンライン配信(ZOOM)も実施いたします。
ご参加ご希望の方は、5月7日(火)までに、下記フォームよりお申込みください。
お申し込みフォーム
こちらからお申込みをお願いします。
株式会社DENTO、NPO法人DENTO 役員紹介
アブラハム ルガシ(株式会社日本の窓 代表)
1964年 イスラエル生まれ。
1989年 日本初来日 1年半滞在する。
1994年 エルサレム・ヘブライ大学東アジア人類学卒業後、イスラエル大手旅行代理店で上級公認ガイドとして、シルクロードを含むアジア全域での旅行事業に関わる。
1995年 再来日、以降日本に居を構える。
3年間禅寺で修行。弓道二段、陶芸、盆栽をはじめ、多くの日本の伝統文化を学ぶ。
2005年「日本の窓 Windows To Japan」社を京都で設立。現在では体験観光(イマージュン旅行)のトップ企業として知られる。
2013年「日本の窓 Windows To Japan」社は、欧米のハイエンド観光エージェントである、Virtuoso をはじめ、Signature 、Traveller Madeの公認オペレーターとして多くのハイエンド観光客を案内している。日本での特殊な経験を基に、日本全国の地域文化や、かけがえのない価値を感じられる旅行体験を創出している。
齋藤 峰明(元エルメスパリ本社副社長・シーナリーインターナショナル代表)
元エルメスパリ本社副社長。静岡県出身。
1971年渡仏、パリ第⼀(ソルボンヌ) ⼤学芸術学部卒。
三越パリ駐在所⻑を経てエルメス本社に⼊社後、エルメスジャポンに赴任。
1998年より代表取締役社⻑として⽇本でのエルメスの発展に貢献。
2008年には外国⼈で初めてエルメスパリ本社の副社長及びライカカメラジャパン会長に就任。
2015年にエルメスを退社後、シーナリーインターナショナルを設立。
現在パリと東京をベースに、企業のブランド戦略のコンサルティングほか、伝統産業や地方再生の支援の活動を行う。フランス共和国国家功労勲章シュヴァリエ叙勲。エルメスでの仕事を語った本に「エスプリ思考〜エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る」(川島蓉子著)ほか、虎屋黒川社長との共著「老舗の流儀」がある。
西堀 耕太郎(株式会社日吉屋・株式会社TCI研究所 代表)
1974年 和歌山県新宮市生まれ。
カナダ留学後市役所で通訳をするも、結婚後妻の実家「日吉屋」で京和傘の魅力に目覚め、脱・公務員。職人の道へ。
2004年 日吉屋五代目就任。「伝統は革新の連続である」を企業理念に掲げ、伝統的和傘の継承のみならず、和傘の技術、構造を活かした新商品を積極的に開拓、国内外のデザイナー、アーティスト、建築家達とのコラボレーション商品の開発にも取り組み、2008年より海外展示会に積極的に出展。和風照明「古都里-KOTORI-」シリーズを中心に約15カ国に展開中。
2012年 日吉屋で培った経験とネットワークを活かし、日本の伝統工芸の海外向け商品開発や販路開拓を支援するTCI研究所を設立し代表に就任。延べ約500社以上の企業の海外展開を支援。
2018年 地域プロデューサーを育成する「Japan Brand Producer School」を開校。各地域の技術や産品をプロデュース出来る人材の育成にも努める。
サポートツーリズムとは
旅行を通じて地域の課題解決を図る旅の形態。旅行代金の一部を活用し地域課題の解決を目指す事で、「支援」が旅の目的のひとつとなる事が期待できる。旅行者と地域の結びつきがより強まる事で、地域を応援するファンコミュニティが生まれ、この支援の輪が広がる事で、持続可能で魅力的な地域の発展に寄与でき、旅行者と地域のwin-winな関係構築に効果的とされる。
事務局:西村
Mail : dentoinfo2021@gmail.com
Tel:080-4134-2606
FAX:050-3730-9607
特定非営利活動法人DENTO
所在地:〒615-0092 京都市右京区山ノ内宮脇町15−1クエスト御池2F
設立:2021年11月
https://dento-japan.co.jp/