世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録20周年を迎え、和歌山県では特別企画が続々と展開中だ。和歌山県立博物館(和歌山市)では特別展「聖地巡礼-熊野と高野-」を開催中。第4期展示では、熊野速玉大社の国宝神像や古神宝が中心に紹介されており、2025年2月1日から始まる第5期では、熊野本宮大社の歴史を山岳修験の視点から掘り下げる予定だ。
また、和歌山市内では淡嶋神社、紀州東照宮、伊太祁曽神社が特別な拝観行事を実施。江戸時代の工芸品や左甚五郎の彫刻を鑑賞したり、正式参拝で神社の由緒に触れることができる。これらのイベントは12月末で終了するものも多く、訪問を検討している人は早めの計画が必要だ。
さらに、県全体で「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」を展開。特別御朱印やウォークイベントなど、神社仏閣を中心とした多彩なプログラムが用意されている。この機会に和歌山の豊かな歴史と文化を堪能してみてはいかがだろうか。
【出典:PRTIMES 2024年12月21日】