愛知県豊川市の豊川稲荷(妙厳寺)は、2026年11月1日から23日まで、72年ぶりとなる秘仏「鎮守・豊川吒枳尼真天」の御開帳を実施する。御開帳では、善の綱で秘仏と結ばれる御縁柱に触れることで、御利益が得られるとされている。
豊川稲荷は1441年に開山された曹洞宗の寺院で、武将や庶民に広く信仰されてきた歴史を持つ。「出世いなり」としても知られ、商売繁盛や家内安全を願う人々の参拝が絶えない。
今回の御開帳は、コロナ禍を経て新たな時代を迎える中、地域と全国の参拝者をつなぐ象徴的な行事となる見込みだ。また、2030年には本殿創建100周年を記念して「大開帳」も予定されており、さらに注目を集めることが予想される。
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昭和5年(1930年)創建当時の豊川稲荷本殿
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【出典:PRTIMES 2024年12月26日】