REMAREと尾張仏具の塗師屋・竹正、再生プラスチックと伝統漆塗技術で新たな挑戦


株式会社REMARE(本社:三重県鳥羽市)と有限会社竹正(本社:愛知県名古屋市)は、リサイクルプラスチック板材と伝統漆塗技術を融合した新製品の開発を目指し、業務提携を発表した。竹正が持つ漆塗技術とREMAREのリサイクル技術を組み合わせることで、環境保護と高いデザイン性を両立する新たなプロダクトを提案する。

竹正は江戸時代から続く尾張仏具の塗師屋として、仏像や仏具の制作・修復を手がけてきた。その漆塗技術は、耐久性や美観に優れ、近年では住宅やインテリアデザインにも応用されている。一方、REMAREは海洋プラスチックを原料に高品質な板材を製造し、サステナブルな素材開発に取り組んでいる。

両社の提携により、竹正の伝統技術がリサイクルプラスチック板材に施されることで、一般的に塗装が困難な素材への対応が可能になる。これにより、耐久性が向上し、美しい仕上がりを実現できる。竹正の代表者は「伝統技術を活かしながら、新しい素材の可能性を追求していきたい」と語る。

REMAREの担当者は「伝統工芸と最新技術の融合が、持続可能な未来を切り開く鍵となる」とコメントしている。この提携は、環境負荷を軽減しながら伝統技術を次世代へ継承する新たなモデルケースといえる。

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【出典:PRTIMES 2025年1月10日】

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監修:全国寺社観光協会

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