仏教に恋と遊び心を見出す一冊『恋する仏教』刊行

仏教と恋愛文学、そして言葉遊びの関係を探る新刊『恋する仏教』が刊行された。著者は、仏教文学研究の第一人者である石井公成氏。

本書は、仏教の経典や僧侶の説法に登場する恋愛話や洒落、掛詞に着目し、仏教が宗教の枠を超え、文学や文化の発展にも影響を与えてきたことを明らかにする。インドから中国、朝鮮半島を経て日本へと伝わる中で、仏教がどのように恋愛文学と結びついたのかを多角的に解説。膨大な資料をもとに、仏教の意外な一面を読み解く内容となっている。

石井氏は仏教と周辺文化の研究を専門とし、多くの著作を手がけてきた。本書では、長年の研究成果をもとに、仏教が持つ新たな魅力を浮き彫りにする。

 

書名:『恋する仏教—アジア諸国の文学を育てた教え』
出版社:集英社
定価:1,100円(税込)
発売日:2025年1月17日
amazon

関連記事

監修:全国寺社観光協会

監修:全国寺社観光協会

    よく読まれている記事

    寺社関連プレスリリース

もっと読む

    クラウドファウンディング

もっと読む

    ミュージアム・イベント

もっと読む

    寺社Nowの書棚-Books-

もっと読む