真言宗大本山 隨心院(京都市山科区)は、2025年3月8日から23日までの期間、「名勝・小野梅園 観梅会」を開催する。開園初日となる3月8日と9日には、オープニングイベントとして「小町 美味いもんマルシェ」が実施され、キッチンカーが集結し、多彩なグルメが提供される。
小野小町ゆかりの寺として知られる隨心院の小野梅園は、遅咲きの「はねずの梅」が春の訪れを告げる名所として親しまれている。期間中は、京都橘大学裏千家茶道部の学生が点てる抹茶と隨心院オリジナル和菓子のセットが提供され、特別な御朱印「梅香る御朱印」も頒布される。また、3月31日まで本尊「如意輪観世音菩薩坐像」の特別御開帳が行われるほか、3月30日には伝統舞踊「はねず踊り」が披露される。
さらに、3月14日までは隨心院の「能の間」にて、JR東海と連携した「花咲く京都『花の間』」が開催され、襖絵「極彩色梅匂小町絵図」と花々が演出するフォトジェニックな空間を楽しめる。
観梅とともに、隨心院ならではの文化と伝統を体験できる機会となる。
【出典:PRTIMES 2025年2月10日】