安産・子育ての神様を祀る、全国の産泰神社の総本社「産泰神社」の社紋・授与品のデザインを一新

これからの時代の安産・子育てに寄り添う神社を目指したリブランディング

株式会社エイトブランディングデザインのプレスリリース

「ブランディングデザインで日本を元気にする」をコンセプトに活動する株式会社エイトブランディングデザイン(本社:東京都港区、代表:西澤明洋)は、宗教法人産泰神社(本社:群馬県前橋市、宮司:鯉登茂行)のリブランディングを担当致しました。神社の本義である「ご祈祷」を中心に据えたリブランディングにあたり、戦略立案、コンセプト開発、社紋、お守りや絵馬等授与品のデザインなどブランディングをトータルにサポートしています。

リブランディングの背景
安産・子育ての神様として崇敬を集める御祭神を祀る

群馬県前橋市 田園地帯の小山に鎮座する産泰神社は、安産・子育ての神様である「木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)」を祀る全国の産泰神社の総本社として、妊娠や出産、七五三など我が子の泰らかな誕生や健やかな成長を願う多くの参拝者が訪れています。本殿・幣殿・拝殿・神門、境内地が県の指定重要文化財に認定される歴史ある神社で、境内には、抜けびしゃく/安産・子育て戌/胎内くぐりの3つの安産祈願のお参りどころを有し、地域一帯では「産泰神社=安産祈願」の神社として、母親とその家族を見守り続けてきました。

観光や年末年始の賑わいのみで成り立っている神社が多い中、過疎地という立地的不利がありながらも、神社の本義である「ご祈祷」を中心に据えていきたいという思いからプロジェクトが始動。これからの時代の安産・子育てに寄り添う神社を目指してリブランディングを行いました。

「安産祈願」にフォーカス

神社の本義は「ご祈祷」であるという考えのもと「安産祈願」に焦点をあて、社訓(コンセプト)「泰らかに産み、育てる」を開発。お一人お一人の願いが成就されるよう、参拝者の方々が神様と向き合うご祈祷を大切にしている産泰神社の思いが込められています。
この社訓を軸にご祈祷の体験を重視したデザインを行うことで、授与品頒布を中心とする都市部の神社との差異化を図っています。

社紋と安産祈願紋
社紋(ロゴデザイン)

新しくデザインした「社紋」は、強く美しいご祭神「木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)」を象徴する「桜」が描かれています。対になった桜が花開く様子は、親子が仲良く寄り添う姿を想起させ、それらを包み込むやわらかな外型は、赤ちゃんのかたちをあらわしています。ブランドカラーは、桜をイメージしたオリジナル調色の「このはな色」としています。

安産祈願紋

「安産祈願紋」は、ご祈祷を中心とした神社の本義からうまれた祈願紋で、安産祈願への祈りを象徴する「産」の字をかたどっています。一筆で結ばれた形には、祈りの結実を経て、親子のつながりが末長く続くようにと願いがこめられています。「木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)」のご加護がありますようにと願いを込めて、お守りや絵馬など安産祈願のまつわる授与品のデザインにあしらっています。

■デザインについて

産泰神社の歴史の荘厳さを表現しながらも、女性神や安産・子育てといったやわらかく優しいイメージのデザインとしています。ブランドサイトでは、安産祈願にまつわる知識やお参りする際に役立つ情報、神社・神道のしきたりや作法について神職がわかりやすく解説する記事コンテンツ「このはな手帖」をはじめ、神社そのものや神事に馴染みのない方々にも神社の本義が届くようにデザインしています。

ブランドサイト
https://www.santai-jinja.jp

【プレス発表会】
報道関係の皆さまへ産泰神社の取り組みをお伝えするプレス発表会を以下の通り開催いたします。

■日時: 2023年4月21日(金)
・第一部 10:30~11:40 プレゼンテーション、産泰神社宮司鯉登茂行氏とエイトブランディングデザイン代表西澤明洋のトークなど
・第二部 11:40~13:30 境内ガイドツアー、音羽倶楽部での「安全祈願ランチコース」メニューご試食
※第一部はオンライン配信もございます。オンライン配信は報道関係以外の方もご視聴いただけます。

■場所: 産泰神社(群馬県前橋市下大屋町569) もしくは オンライン(YouTube Liveにて/第一部のみ)

■お申込み: 以下リンクのフォームより4月14日(金)までにお申し込みください。
申し込みフォーム:https://bit.ly/santai_press_conference
※現地ご参加は席に限りがございますため先着順とさせていただきます。オンライン配信には人数制限はありません。
※ご入力情報は当会実施のみに使用し、他では流用いたしません。

【エイトブランディングデザインについて】
エイトブランディングデザインは「ブランディングデザインで日本を元気にする」をコンセプトに、ブランディングデザイン活動のパイオニアとして、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っています。https://www.8brandingdesign.com/

エイトブランディングデザイン代表/ブランディングデザイナー 西澤明洋より

「泰らかに産み、育てる」という社訓のもと、神社とあまり接点のない方々にも親しんでいただけるようなデザインを目指しました。正統な安産の御祭神「木花佐久夜毘売命」を象徴するデザインとし、末長く女性に寄り添うことのできる神社となるようにと思いを込めています。

<プロフィール>1976年滋賀県生まれ。「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行う。リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がける。主な仕事にクラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、スキンケア「ユースキン」など。著書に『ブランディングデザインの教科書』(パイ インターナショナル)ほか。デザイン誌での特集に『デザインノート/西澤明洋の成功するブランディングデザイン』(誠文堂新光社)がある。

担当ブランディングデザイナー 饗庭夏美より

産泰神社の皆様の熱い思いと人柄にただただ惹かれています。
プロジェクトを進める中で感じた「産泰神社」が、今まで以上に真っ直ぐ伝わるブランディングをしたいと思い、皆様の雰囲気が伝わるように、そして純粋に私や同世代の友人が「いいな」と思うものを、との思いでデザインをしています。

<プロフィール>多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、新卒入社。ブランディングデザイナーとして活動を行う。クラフトビール「COEDO」、フルーツタルト「fruits peaks」、デリカカンパニー「デリモ」等のブランディングに携わる。

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監修:全国寺社観光協会

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