観光庁|歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業(事業化支援及びモデル創出)における採択事業の公表

観光庁「歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業(事業化支援及びモデル創出)」について、専門家により構成される選定委員会における審査の結果、全23地域において取組の実施が決定し、そのうち7件が直接的に寺社関連であり注目される。

寺社関連7事業(都道府県行政順)

▪山梨県身延町
聖地身延山まちづくりの会「霊山・身延山の国際的聖地観光まちづくりプロジェクト」

▪三重県多気郡明和町
一般社団法人明和観光商社「伊勢街道のレガシー形成に向けた地域経営基盤構築事業」

▪滋賀県大津市・京都府京都市
比叡山延暦寺「天台宗総本山・比叡山延暦寺の価値の再構築事業」

▪京都府八幡市
八幡市文化観光まちづくり協議会「神仏習合の聖地石清水八幡宮 文化観光まちづくり事業」

▪大阪府河内長野市
特定非営利法人AREA Renovation「日本遺産「中世に出逢えるまち」の観光まちづくり」

▪和歌山県那智勝浦町等
株式会社ガイアックス「地方と世界を繋ぐ!熊野古道大辺路エリア寺院Web3.0 事業 和歌山県那智勝浦町等」

▪福岡県田川郡添田町
英彦山文化観光まちづくり検討委員会「日本三大修験道英彦山復興に向けた宿坊ホテル推進事業」

なお、募集にあたっては、下記の3つの条件すべてを充たすことが求められた。
1. 歴史的資源を中核に地域資源の潜在価値を生かす観光・地域経営体制の確立に向け、主要なステークホルダーの参画を通し、地域の中長期的な開発・発展のため金融・人的資本の機能強化を図るもの。
2. 地域の背景やストーリーをコアバリューとして特定し、地域の核となる歴史的資源を活用することで、地域の高付加価値化を推進し、地域経済循環及び波及効果の最大化に寄与する取組であるもの。
3. 歴史的資源を中核とした地域資源の一体的な保存と活用を推進し、地域社会への還元・文化や環境の波及効果の最大化を図り、持続可能なまちづくりの創出へ寄与するもの。

※「歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業(事業化支援及びモデル創出)」における事業の募集要項等については、下記のページを参照のこと。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page05_000260.html

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監修:全国寺社観光協会

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