ついに!「H1(エイチワン)法話グランプリ2021」が開催される。「H」は、法話(Houwa)の頭文字。宗派を超えた若手の僧侶たちが制限時間10分で工夫を凝らした「法話」を披露し合い、「また会いたい!」「もう一度会いたいお坊さん」ナンバーワンをめざす。
2017年、栃木県の真言宗豊山派仏教青年会が地域の取り組みとして誕生。2019年6月に、宗派や地域を越えた「H1法話グランプリ~エピソード・ZERO~」として神戸市須磨区にある真言宗須磨寺派大本山須磨寺で開催され、話題となった。
昨年(2020年)はコロナ禍のためリアルな会場での開催は見送られたが、満を持して今年は「H1法話グランプリ2021」として、10月30日(土)に奈良県立「なら100年会館」大ホールにて実施、またYouTubeでのライブ配信も予定されている。
最終頂上決戦に挑む登壇者は、全国選りすぐりの8組9人。日蓮宗、融通念仏宗、浄土宗西山深草派、高野山真言宗、浄土真宗本願寺派、臨済宗妙心寺派、華厳宗、天台宗(当日の登壇順)の若き僧侶たちだ。
寺社Nowでは、超宗派で広域の僧侶が初めて集った2019年の「エピソード・ZERO」開催時に、企画者である須磨寺の小池陽人住職に取材しており、今回の2021開催を機に大会の背景を知る予備知識として雑誌掲載記事を公開したい。
真摯に研鑽を積んでいる僧侶は、常に自問自答している。
「寺や僧侶は誰に求められているのか。〝また会いたい〟と思ってくれる人はいるだろうか」と。