藤田庄市著・撮影『現代山岳信仰曼荼羅』天夢人

「祈り」の現場を追い続けるフォトジャーナリスト藤田庄市氏が、この20年余り取材し、自ら体感した「修験道」のリアルな姿を活写するフィールドワークの成果。著者渾身のフォト・ルポルタージュ。「山」と「祈り」の現在形。
「修験道」の息吹を伝える豊富なカラー写真と、実体験して得た真摯な言葉により、「修験道」の深奥に迫る。

《著者より/「寺社Nowオンライン」読者の皆さんへメッセージ》

わが日本列島は里山から高峰に至る多彩な山々が大自然をかたち造る。変化に富む海岸線は海上より見れば山岳へと連なってゆく。河川が山と海をつなぎ、大地には豊かな森林、草々が繁り、動物、虫魚が生き、人もその一員となる。はるか古代人は自然に神を見た。やがて仏教が伝わり、思想が錬磨された。そこに日本独特の宗教である修験道が成立し、富士講や御嶽山信仰へと展開した。現代に生きる自然宗教のなかにこの身を無にして投げうち、カラー写真と文章で山岳信仰の諸相を風景とともに伝える。

<目次>

・プロローグ 東京・高尾山修験の今
・第一章 知られざる富士山登拝 田子の浦から村山古道へ
聖護院富士山峯入り修行/山岳修行の再創造 高尾山修験霊峰富士登歩練行/火口にて先祖と見まみえる 丸山教富士登山/ある富士講先達の生きた道
・第二章 御嶽山信仰霊山群を巡る
根本道場、木曾御嶽山を往く/秩父御嶽山は開祖の故郷/狛犬ならぬ「狛狼」の両神山/浄土を見せる上州武尊山 木曾御嶽山の翌年に開闢/八海山のこれから スピリチュアルの時代に/普寛霊神祭 火渡り、刃渡り、さまざまな護摩
・第三章 国東半島六郷満山の峰入り
・第四章 羽黒修験秋峰 仏として再誕する
・第五章 大峯山脈修験の息吹
吉野山から山中深く 奥駈修行/雨中にシャクナゲと伝説の窟を求めて/前鬼裏行場の神秘性/真冬の那智四十八滝回峰行/大日如来と結ばれる 聖護院深仙灌頂

『現代山岳信仰曼荼羅』

出版社:天夢人
著者:藤田庄市
発売日:2020年12月18日
定価:1,980円


 

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