滋賀県「秋の芸術×神社仏閣巡り旅」〜聖徳太子1400年御遠忌、12年に一度の秘仏御開扉等ご紹介します〜

公益社団法人びわこビジターズビューローのプレスリリース

今秋の滋賀県では、近江八幡市を愛したウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が手がけた建造物の特別公開や、現代美術の国際芸術祭「BIWAKO ビエンナーレ2022」の開催、聖徳太子1400年御遠忌を記念した秘仏や寺宝の期間限定公開など、様々なジャンルのイベントが行われます。

「BIWAKO ビエンナーレ2022」は、滋賀県の琵琶湖周辺で行われるアートイベントです。滋賀の古い町並みや歴史、文化の美しさを知ってほしいという想いが乗せられている芸術祭で、近江八幡市を中心に展開されます。ダイナミックなアートを町中で楽しめる絶好の機会です。

聖徳太子に関連する寺院では、今年の1400年御遠忌に沿った催しが多数展開され、普段見ることのできない秘仏の御開扉や寺宝の公開、東近江地域(東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町)の聖徳太子ゆかりの11社寺をめぐる特別御朱印が授与されます。

ここでは、聖徳太子1400年御遠忌の記念イベントをご紹介します。

桑實寺(くわのみでら、桑峰薬師)
12年に一度の秘仏「薬師如来」御開扉

桑實寺

桑實寺は、繖山(きぬがさやま)の西麓にあり、西国薬師霊場の第四十六番の札所である天台宗寺院です。奈良時代に天智天皇の勅願によって創建されたといわれています。繖山の古代巨岩信仰と薬師如来の信仰とが結びついて、衆生の病苦を治す霊場と考えられていました。

寺名の「桑實寺」は、初代住職が留学先の唐から桑の木を持ち帰り栽培し、日本で初めて養蚕技術を広めたことからこの寺名が起こったと伝えられていますが、今では桑畑はなく、養蚕も行われていません。

室町時代には、足利義晴将軍が仮幕府を開いた場所でもあり、本堂は室町時代前期の建物で国の重要文化財に指定されています。

今年は、12年に一度の秘仏公開という貴重な機会となっており、春季に続いて、特別に公開されます。

●所在地:近江八幡市安土町桑実寺292
●開催期間(秋季):11月1日(火)~11月30日(水)
●拝観時間:9:00~17:00
●入山料:大人 300円(小人 150円)
●アクセス:JR琵琶湖線「安土駅」下車 山すそ徒歩30分
 ※山すそから階段で650段あります
●問合せ先:0748-46-4025(桑實寺)
●URL:https://yakushi49.jp/46kuwanomidera/

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監修:全国寺社観光協会

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