ヤサカ観光旅行センター(京都市中京区)は、京都・大覚寺で通常非公開の正寝殿を含む特別参拝プラン「旧嵯峨御所 大覚寺と名宝を訪ねる旅」の販売を開始した。
このプランは、2026年の大覚寺開創1150年を記念して東京国立博物館で開催された特別展「旧嵯峨御所 大覚寺」の余韻を楽しむもの。参加者は僧侶の案内で、重要文化財に指定されている狩野山楽の「紅白梅図」「牡丹図」などの障壁画を、本来の場所で鑑賞できる。
ツアーは2025年5月8日から16日にかけて計4回実施される。一日コース(18,300円)と半日コース(10,800円)があり、最少催行人数は4名。申し込みはヤサカ観光旅行センターのウェブサイトで受け付けている。
ヤサカグループの彌榮自動車株式会社は、この取り組みを通じて「移動における新たなる価値の追求と創造」を進めるとしている。

左より:紅白梅図 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀<重要文化財>/牡丹図 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀<重要文化財>(提供:旧嵯峨御所大覚寺)

旧嵯峨御所大覚寺 大沢池(提供:旧嵯峨御所大覚寺)
【出典:PRTIMES 2025年3月26日】