全国に広がる 「神社de献血」 。 穢れ(けがれ)とされてきたことを突破した宮司たちの決意と願い

令和2年(2020)7月、三社祭で知られる東京・台東区の浅草神社境内で、献血イベントが開催された。その名も「神社de献血」。浅草神社を皮切りに、世田谷区の瀬田玉川神社、太子堂八幡神社、松陰神社でも始まり、さらにこの動きは、関西の大阪天満宮や道明寺天満宮(大阪)、播州三木大宮八幡宮(兵庫)ほか全国へと次々に波及し、現在までに全国約30の神社で展開されるまでに広がりを見せている。

「神社de献血」は、医師や弁護士はじめ神職などで組織されている一般財団法人国際災害対策支援機構の主催イベントだ。評議員を務める浅草神社の土師幸士(はじ・こうじ)宮司が橋渡し役となり、同機構と神社界との連携事業として、東京都赤十字血液センター献血事業への支援を目的にスタートした。

しかし、神道において「血」は「穢れ」とされてきたもの。この問題にいったいどのように折り合いをつけることができたのだろうか。浅草神社の土師宮司にその真意を聞いた。

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