平安の薬師如来坐像、次の1000年へ 足利市・薬師寺で修繕プロジェクト

栃木県足利市の瑠璃光山薬師寺で、平安時代作とされる本尊「薬師如来坐像」(栃木県指定文化財)を修繕するためのクラウドファンディングが開始された。東京国立博物館研究所の調査により少なくとも1000年以上前の木材で作られていることが確認されている。修繕費用の一部は栃木県や足利市から補助を受けるものの、不足分を補うため300万円を目標額としている。

薬師寺は建久元年(1190年)に創建された真言宗の寺院で、地域の人々の信仰の拠り所として重要な役割を果たしてきた。クラウドファンディングでは、支援者へのリターンとして限定の御朱印やお守り、手ぬぐいなどが用意されている。

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監修:全国寺社観光協会

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