全国から聖徳太子がTOKYOに大集結!! 噂の「聖徳太子 日出づる処の天子」展【予習&復習動画セレクション10選】

コロナ禍で心配されたが、ついに!千四百年御聖忌(ごせいき*)記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」の東京展が、サントリー美術館を会場に無事開幕の運びとなった。聖徳太子(574〜622)の没後1400年という節目の年の催される歴史的なエキシビジョンである。太子信仰の中核を担ってきた大阪・四天王寺が蔵する至宝の数々を中心に、太子が所持したと伝わる飛鳥時代の品々をはじめ全国各地から太子ゆかりの宝物が大集結、現代まで続く太子信仰の広がりが紹介される。

東京に先行して開催された大阪展(大阪市立美術館)は、期間中3万人を動員して注目を集めた。つづく今回の東京展は、特に関東地方に所在するゆかりの寺院の秘仏などをまじかに見ることができる貴重な機会となる。[東京赤坂・サントリー美術館:2021年11月17日~2022年1月10日]

サントリー美術館公式ページ
千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」特設サイト
東京展「展示替え表」

ということで本稿では、千四百年御聖忌記念の特別展を1400倍堪能するために、さらには観覧後に味わいを反芻するためにチェックしておきたい予習&復習動画セレクション10選を、会場の様子とあわせて紹介する。

本展会場の「サントリー美術館」(東京ミッドタウン ガレリア 3階)は、2021年に開館60周年を迎えた(photo by 寺社Now編集部)

開幕前日に開催された記者会見の様子。写真右上)右・和宗総本山四天王寺執事長 瀧藤尊純師、左・勧学部長 南谷恵敬師、右下)サントリー美術館学芸員 上野友愛氏

*注)一般には「御忌(ぎょき)」「御遠忌(ごおんき)」と呼称されているが、四天王寺では聖徳太子の「聖」を付けて「聖徳太子千四百年御聖忌(ごせいき)」としている。これは何百年も前からの呼び名であり、四天王寺では今回の1400年忌にあたっても「御聖忌」と表現している。

サントリー美術館「聖徳太子 日出づる処の天子」会場風景 (photo by 寺社Now編集部)

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監修:全国寺社観光協会

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