秘仏CT撮影調査「慶快作 性空上人坐像」兵庫・圓教寺蔵
【写真上段】会場風景、重要文化財「性空上人坐像」慶快作 鎌倉時代・正応元年(1288)兵庫・圓教寺蔵と、画像左端に見える白い壷は、坐像頭部をX線CTスキャン調査したデータに基づいて3D プリンターで再現した瑠璃壷。
【写真下段・左】「性空上人坐像」X線CT画像(左から見た断面)。頭部に壷が収められ、中に舎利(骨)が見える。性空上人のご遺骨である可能性が高いという。
【写真下段・右の2枚】「性空上人坐像」内部の壷3次元データ(壷外観と壷内部)。坐像頭部に「瑠璃壷」があることは文献や調査により以前から知られており、瑠璃=ガラス製の壷と考えられていた。ところが今回の特別展にあたって精密な調査を実施したところ、ガラスではなく陶器製であることが判明した。3Dプリンターで復元した壺の中には、復元した舎利も納められている。
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京都国立博物館
伝教大師1200年大遠忌記念特別展「最澄と天台宗のすべて」
会場 | 京都国立博物館 平成知新館 京都府京都市東山区茶屋町527 075-525-2473 |
会期 | 2022年4月12日(火)〜5月22日(日) 前期展示:2022年4月12日(火)~5月1日(日) 後期展示:2022年5月3日(火・祝)~5月22日(日) ※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替あり |
休館日 | 月曜日 |
開館時間 | 9:30~17:00 (入館は閉館30分前まで) ※特別展期間中は延長あり |
入館料 | 一般 1800円 大学生 1200円 高校生 700円 中学生以下無料 |
公式サイト | https://saicho2021-2022.jp/ |
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