神道文化賞受賞☆絵馬師・永崎ひまる【ふくふく!百年開運大絵馬(2)出雲大社】愛と情熱の神様、そして自分自身との向き合い方

出雲大社 神楽殿[筆者撮影]

出雲大社『大国主大神と鼠』『白兔縁結びご参拝図大絵馬』

出雲大社の開運大絵馬『大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)と鼠』は、コロナ禍のまっただ中、令和2(2020)年11月30日に世界の平穏を祈って奉納させていただきました。全国から八百万の神が出雲に集う、神在祭のさなかのことです。「鼠」をテーマに選んだのは、この年が子年だったから(実は年女でもありました)。

大国主大神といえば、「因幡の白兔」が有名ですよね。でも、この大絵馬では、あえて別のお話をモチーフに描いています。正妻の須勢理毘売命(スセリビメノミコト)との結婚に至るエピソードを題材に、鼠が絶体絶命の大国主大神を助ける場面にフォーカスしてみました。

出雲大社 百年開運大絵馬『大国主大神と鼠』(永崎ひまる/作)

須勢理毘売命への大国主大神の愛と情熱。穏やかさと、あわせ持つ力強いパッションとエネルギーを表現してみたつもりです。大絵馬には、出雲産の貴重なヒノキ材を使用しています。みなさんの人生が、大いなる愛に包まれ、大国主大神の力が降り注がれるよう願ってのことです。出雲の八百万の神の〝氣〟を、たっぷり受けた絵馬と言うこともできるでしょう。

もう1枚の作品『白兔縁結びご参拝図大絵馬』は、『大国主大神と鼠』の半年後、令和2(2021)年7月17日に奉納させていただきました。

出雲大社では、大国主大神は本殿正面ではなく、西を向いて座わられいるといいます。そのため、大国主大神と向かい合うことができるよう、西側からも参拝できるようになっています。そうしたことを根拠として、『白兔縁結びご参拝図大絵馬』でも、白兔たちが大国主大神に向き合い、そして祈っている様子を描き出しました。

よかったら皆さんも、出雲大社にお出かけの際は、本殿の西側から大国主大神と向き合い、そして自分自身とも向き合ってみてください。

ちなみに、出雲大社は一般に「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、これは愛称で、実は「いずもおおやしろ」が正式名称だってご存じでした!?

天下無双の大廈(たいか/大きな建物。二つと同じものが無い壮大な神殿の意)と称えられる出雲大社 御本殿[大絵馬奉納の日に筆者撮影]


出雲大社
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
TEL:0853-53-3100
お問い合せ:8:30~17:00
公式ホームページ
交通アクセス


永崎ひまる(絵馬師・和風画家・デザイナー)
神道文化会 平成27(2015)年度「神道文化賞」受賞(絵馬師初)。また日本文化「和紙」の普及にも尽力する一方で、グラフィックデザイナーとしてのキャリアも活かして、陶器や雑貨などの商品デザインや、日本酒やワインのラベルデザインなど、絵馬だけでなく多岐ジャンルでも活躍中。
※神道文化賞:神道文化の普及に貢献している功労者に贈られる伝統ある賞
▼新刊:『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』(ダイヤモンド社)
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監修:全国寺社観光協会

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