上杉謙信公による直筆書簡、甲冑姿の肖像画などを一般公開へ
「秋の寺宝 特別展」とは
高野山 別格本山 清浄心院(本社:和歌山県伊都郡高野町、代表:池口恵観)は、上杉謙信公にまつわる寺宝を一般公開する「秋の寺宝 特別展」を、2021年9月1日~2021年11月30日にて実施しています。
当院は、豊臣秀吉公をはじめ多くの戦国武将と所縁のある寺院ですが、特に上杉家においては、奥の院にある重要文化財、上杉謙信公の御廟の管理を任されているほど深い親交があったとされています。
その親交から、清浄心院には上杉謙信公にまつわる貴重な寺宝が現在も保管されており、この度の寺宝特別展では上杉謙信の肖像画(甲冑姿)、書簡(直筆)などを公開しています。
「秋の寺宝 特別展」概要
会期 :令和3年9月1日~11月30日迄
時間 :①11時~ ②12時30分~ ③16時~
拝観料 :護摩木1本(1,000円)
場所 :和歌山県伊都郡高野町高野山566番地 清浄心院内
予約先 : 清浄心院 0736-56-2006
清浄心院について
高野山真言宗別格本山。住職池口恵観。
当天長年間(八二四〜三四)に高祖弘法大師により草創される。
徳川時代には院領高三五石、上杉謙信、佐竹義宣などの諸大名が檀家となりました。その縁は深く、上杉謙信の祈願所、佐竹家の菩提所としての 役割を果たしており、奥之院にある上杉謙信霊屋一棟(国指定重要文化財)は当院の管理によるもの。御本尊廿日大師像は、承和二年(八三五)三月二十日、入定を明日に控えた高祖弘法大師により彫刻され、 像の背後に「微雲管」の三字が書かれていると伝わっています。境内には、運慶作の阿弥陀如来立像、中将姫筆の九品曼荼羅、当麻建立之図(以上、重要文化財)などがあり、門内の名木傘桜も見所のひとつです。 この傘桜には、太閤豊臣秀吉が花見を催したという逸話も残されています。
当院は、その名の如く清浄を極め、簡素にして優雅、高野山の伝統的な大釜のある台所など、 総本山金剛峰寺の参考となったと言われる建築様式を今に残しています。
寺院概要
寺院名:高野山別格本山 清浄心院
所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地
代表者:池口恵観
設立 :当天長年間(824~834年)
URL :https://shojoshinin.jp/