聖地身延山に誕生!1日1組限定の古民家オーベルジュ「迎賓館えびす屋」に託した宿坊女将の願い2021.05.18テラハクオーベルジュの要となるキッチンも、プロフェッショナルなチームが編成された。東日本大震災で被災して東京へ避難したのち、代々木上原でオーガニックレストランを営できた伊藤雄士シェフを筆頭に、県内で活躍するつながりのある料理人やソムリエの協力で、身延の粋を集めた旬のメニューを開発して提供することが可能になった。夕食の一例。地域由来の食材や調理法を採用朝食の一例。夕食同様に小鉢で色とりどりの料理が提供され、朝からご機嫌だ身延町は “幻の大豆”と言われている「あけぼの大豆」の産地。生産量が限られ生産者も少ないこの大豆を使った納豆は、純子さんは10年以上毎日手作りしている自慢の逸品。お土産に喜ばれているほか、覚林坊の公式通販サイトでも購入できる霞が関の役人だったが、相手の顔が見える仕事がしたいと営農を志し、あけぼの大豆を知って身延町へ移住した小川貴志さん。純子さんの紹介で町内に畑を借り、少しずつ野菜の生産を始めている。収穫した野菜は、迎賓館えびす屋や覚林坊で使われている。補助金や交付金の申請時には、彼が前職で培ったスキルが大いに役立った取材時に料理を担当してくれたのはソムリエの小寺洋平さんと、普段は甲府で予約制の居酒屋を経営する岩間健季(たけとし)さん。ともに山梨県で活躍中覚林坊の名物にもなっている寺ビールが、迎賓館えびす屋に隣接する「農カフェZENCHO」で味わえる寺ビールは今年4月に商品化され、「開眼寺ビール」として覚林坊で販売しているほか、現在クラウドファンディングでも先行発売中宿に隣接する「農カフェZENCHO」。居心地のいい空間は、観光客だけでなく、近隣住民の利用も多い 1 2 3 4 56 7 8 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする投稿者: 寺社Now編集部テラハクオーベルジュ, リノベーション, 久遠寺, 古民家, 古民家再生, 地域資源, 宿坊, 寺ビール, 寺社カフェ, 文化財, 日蓮, 樋口純子, 歴史的資源, 活性化, 覚林坊, 身延山, 農カフェZENCHO, 迎賓館えびす屋