ベラルーシ出身の日本語を話す人気ロシア人YouTuber、ナスチャさんが運営するYouTube『ナスチャンネル』（登録者数7.47万人、2022年2月20日現在）にて、大阪・如願寺（真言宗御室派、大阪市平野区）に関する4本の動画が立て続けにアップされた。「お寺に泊まろう！テラハク（寺泊）」を推進・応援する寺社Now的に、これは見逃せない。
如願寺は、聖徳太子創建、弘法大師が自ら彫ったと伝えられる不動尊と毘沙門天が本尊の左右に安置されている古刹である。寺の娘と結婚したロシア出身の青年が副住職を務めており、2018年（平成30年）6月の住宅宿泊事業法（いわゆる民泊新法）施行を契機として、境内に隣接する空き家を改装して宿泊の提供を開始。あたりに観光的な要素がほとんどない住宅地にありながら、コロナ禍以前は世界各国から訪れるインバウンドのゲストで大いに賑わっていた。
如願寺の副住職はロシア出身で、ウラジオストクの大学で日本語と日本の歴史を学び、日本人旅行者のガイドとして働いていた。やがて恋い焦がれた日本にやってきて、京都・仁和寺で修行の後、僧籍を取得したという経歴を持つ。
この如願寺の宿坊については、2018年の開業当初より宿坊ポータルサイト｢テラハク｣に登録、雑誌『寺社Now25号』(2019年5月発行)でも紹介して、この寺社Nowオンラインにも転載している。
ロシア人副住職と旧知の仲でもあるYouTuberナスチャさんの動画は、下記の4本立てだ。お寺でインタビュー（Vol.1,2）と文化体験（Vol.3）、そして2021年にリニューアルした宿坊でモダンな精進料理体験（Vol.4）という構成になっている。動画をチェックしてから、ぜひ一度、如願寺を訪ねてみてほしい。
◆YouTube『ナスチャンネル』大阪･如願寺訪問動画4本の目次
①大阪の如願寺の副住職として勤めているロシア人にインタビュー！
仏教への興味はどこから？なぜお坊さんに？
②日本のお寺の副住職になったら感じたこと。
③大阪のお寺で初めて着物体験と茶道を体験した外国人の反応！こんな人生で初めて！
④如願寺の副住職の奥様と人生初の精進料理にチャレンジ！【外国人の反応】
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