2022元旦閲覧数トップテン第6位〜10位
No.⑥
寺社Now「お寺に泊まろう!テラハク」連載のうちの1本。かつて団体参拝で賑わった身延山が、個人旅行中心となった時代の変化に十分に対応できずにいたが、変化の兆しを感じる動きを取材。歴史ある宿坊の女将&志ある若い仲間たちが、長らく空き家になっていた地域のシンボルのような古民家をリノベーションして「迎賓館」と称するオーベルジュとして蘇らせた。この記事は【寺社Nowオンライン2021年よく読まれた記事BEST20】でも第6位にランクインしているが、さらに元旦に読まれたのは、3密を避ける旅行の検討に参照されたと思われる。
No.⑦
こちらも、寺社Now「お寺に泊まろう!テラハク」連載のうちの1本。過疎化が進む静岡県河津町にあって、〝育(いく)する〟を経営理念とする女性経営者が運営する、禅寺のモダン温泉宿坊「禅の湯」を取材。第6位の「迎賓館えびす屋」同様、3密を避ける旅の参照にされたのではと推測するが、「人が育ち、地域が育ち、そして宿泊客がくつろぎ、喜び、笑顔になる」お寺の宿坊の秘密も併せて読み解いてほしい。
No.⑧
初詣からの連想で「御朱印」の記事が元旦に読まれた。寺社Nowオンラインでは、寺社に関連するプレスリリースをほとんどすべて網羅しており(2021年783本)、この記事では「御朱印」関連130本のうちトップ30を紹介している。トップ30からは漏れているが、2021年の大晦日には「NFT御朱印」というデジタル時代の新しい動きも見られ(関連News1、News2)、「御朱印」というキーワード1つからも時代の動向を読み取ることができる。
No.⑨
実はこの記事も【寺社Nowオンライン2021年よく読まれた記事BEST20】の上位(第8位)にランクインしている。結婚して県外に出た一人の女性が、幼い子供を連れて地元に戻り、子育てをしながら生まれ育った神社の再興と地域活性化に挑戦するシングルマザーの物語。「思い込みをいったんすべて捨てて、自分の気持ちをありのままにそのまま受け入れてみる」、そのことで初めて気付いた大きな可能性。改めて読み直すと、〝一年の計〟を案じる元旦に読むのにふさわしいと言えるかもしれない。
No.⑩
サウナブームで日本全国に〝サウナー(サウナ愛好家)〟増殖中だが、実はサウナ=蒸し風呂は日本の伝統であり、その歴史は寺院が紡いできた。この記事は、そんな「寺サウナ」体験ができる各地の事例を紹介している。ランキング7位のモダン宿坊「禅の湯」も登場している。東京でマイナス1度、北海道ではマイナス26度を記録した寒波襲来の2022年元旦だったが、寺社Nowで気分だけでも温まっていただけたら幸いだ。寺社Nowオンラインでは、2022年も寺社と地域の動向をフォローしていくので、引き続きご愛顧ご愛読賜りますようお願い申し上げます。
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