そうだ!!お寺に泊まろう!【テラハク/寺泊(宿坊)】寺社Nowセレクション東西16選&JNTO(日本政府観光局)ラグジュアリー3選

お寺に泊まろう!寺泊(テラハク/宿坊)の時代がやってきた。コロナ禍にあって、ますますその人気が加速している気配も感じる。COVID-19の影響でインバウンドこそ影を潜めているが、気付く人は気づき始めた。いわゆる“マイクロツーリズム”と呼ばれる、3密を避けながら近場で過ごす旅のスタイルの勃興にもマッチしている。

豊かな自然に抱かれ、3密とは無縁、1日1組限定の“NO密”な施設であることも少なくない。望めば非日常の異文化体験も可能だ。あるいは「何もない」「何もしない」ことを満喫する贅沢な時間を過ごすこともできる。

寺や神社が提供する宿泊空間を、一時のかりそめのわが家として、その土地やそこに住む人たちのなかに溶け込むことも可能だ。“第2のふるさと”と感じて、リピーターとなって繰り返し訪れるケースも出てきているようだ。寺泊体験を移住の足がかりにする事例もいくつか聞いた。

ある調査によると、2015年あたりから全国各地で新たに宿坊を開設する動きが確認されている。2021年末時点で、そうした動きの中で誕生した新しい宿坊の数は、50件を優に越えている。地域の空き寺や空き家を活用して、寺社と地域とが共同で運営するコミュニティビジネスとしての寺泊というケースも出てきている。

関連して、観光庁は2020年度(令和2年度)より、地方への誘客の促進を図る目的で、日本各地に点在する寺社や城郭を活用したユニークな体験型宿泊コンテンツ「城泊・寺泊」の推進に着手し始めている。JNTO(日本政府観光局)では、2021年10月からこれまで以上に積極的に「城泊・寺泊」の情報を世界に発信し始めた。2022年度(令和4年度)の観光関連予算にも、引き続き「城泊・寺泊」の開拓促進事業が盛り込まれている。

※JNTO:Japanese Heritage Stays

2021年5月に開設された「寺社Nowオンライン」では、紙の雑誌『寺社Now』の時代から注目してきた「寺泊(テラハク/宿坊)」の新しい動きを追い続けている。JNTOが今年世界に発信した3つの施設を含め、ここでいったんそれらをまとめて俯瞰しておきたい。ニューノーマルな時代の多様性に富んだサステナブルでスピリチュアルな旅のガイドとして、あるいは今この国が抱えている社会課題解決の糸口となる興味深い事象としてご覧いただければ幸いだ。そして寺泊の旅に出よう!

▪目次

JNTO(日本政府観光局)ラグジュアリー3選
三井寺「宿坊 和空三井寺」(滋賀県)
仁和寺「松林庵」(京都府)
TEMPLE HOTEL 高山善光寺(岐阜県

寺社Nowオンライン2021〈東日本編〉
おおま宿坊 普賢院(青森県)
家之子八幡神社「華蔵〜KAGURA〜」(千葉県)
覚林坊「古民家オーベルジュ 迎賓館えびす屋」(山梨県)
慈眼院「モダン宿坊 禅の湯」(静岡県)
関善光寺「カフェ・茶房 宗休」(岐阜県
御師のいえ 大鴈丸 hitsuki guest house& café」(山梨県)
泊まれるお寺「乗光寺」(石川県)

寺社Nowオンライン2021〈西日本編〉
Temple Hotel 大泰寺(和歌山県)
大和仏舎利塔 宝塔寺(奈良県)
如願寺「すばる庵」(大阪府)
安芸国分寺 宿坊(広島県)
宿坊岩本寺(高知県)
眞教寺「萬燈宿坊&珈琲店」(香川県)
延命寺「和み庵」(福岡県)
宿坊 対馬西山寺(長崎県)
宿坊 了廣寺(熊本県)

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