東京・上野公園内の上野東照宮ぼたん苑で、2025年1月1日から「第四十三回 上野・東照宮 冬ぼたん」が開催される。約40品種160株以上の冬ぼたんが、わらぼっちに包まれた姿で江戸風情漂う庭園に彩りを添える。
冬ぼたんは、寒い季節に咲く縁起花として知られ、八千代椿や黄冠などの人気品種のほか、咲かせるのが難しい寒ぼたん「戸川寒」なども展示される。苑内には旧寛永寺五重塔や枯山水の庭園が広がり、雪景色とともにぼたんを楽しめる点も魅力のひとつだ。
期間中には、ロウバイや早咲きのウメ、フクジュソウなども順次見頃を迎え、冬の花々が苑内を彩る。また、ぼたん苗やダリア球根の販売会も特定日程で行われる予定だ。
上野東照宮ぼたん苑は、徳川家康を祀る東照宮の敷地内にあり、日中友好を記念して1980年に開苑した歴史を持つ。アクセスはJR上野駅から徒歩5分で、入苑料は大人1,000円。詳細は公式サイトで確認できる。
【出典:PRTIMES 2024年12月9日】